エンジニア2年目でやれたこと、やれなかったこと

はじめに

この記事は、TECH WOMAN KANSAIのカレンダー | Advent Calendar 2023 - Qiita 17日目の記事です。

まくと申します。エンジニアとして仕事を始めて早くも2年目に到達。昨年に引き続き、来年に向けてやれたこととやれなかったことを改めて整理していこうと思います!

総括

まず、昨年度と比較すれば仕事の幅が広がりました。今関わっているプロジェクトで様々なタスクをこなしつつ、一つ大きめの機能を丸ごと任せていただいて、Google Analytics関連の業務や、まだ試作段階のプロジェクトにも入れて頂きました。2年目にして新人教育を任され、新人さんがどうやったら早くプロジェクトに馴染めるか、自分で研修内容を組んで実施するなどもしていました。正直面倒見が良いわけでもなく技術力もまだまだなのでヒイヒイ言ってましたが、今年一番評価されたのはこの部分でした。

…一方で技術力もコミュニケーション能力も仕事の進め方も何もかも優秀な後輩がチームに入ってきたことで、自分は一体何ができるんだろう、何も強みがない、エンジニア向いてない、と落ち込んだ年でした

そしてうまくいっていない時こそメンタルも崩しやすく、無性に寂しい時とか鬱々としている時とか、自分の機嫌を取るのに相応な時間を使ってしまった気がします。自分で自分の機嫌の取り方をちゃんと把握したくて、いろんな本を読んで、でも未だに自分のことはよくわかっていません。

やれたこと

技術書を読んだ

振り返ると結構たくさんの書籍を読むことができました。Webフロントエンドエンジニアなんだからもっとフロントエンドの本を読めという感じではあるので、そこは反省…

  • りあクト!2巻まで
  • HTML解体新書
  • プリンシプルオブプログラミング
  • まつもとゆきひろ コードの世界
  • オブジェクト指向でなぜつくるのか
  • いちばんやさしいGoogle アナリティクス4の教本
  • 図解AWS たった1日でよくわかる
  • 「技術書」の読書術
  • (途中)Head Firstデザインパターン
  • (途中)エンジニアの知的生産術

<画像・本のリンクを見るにはここをクリック>

booth.pm

HTML解体新書

HTML解体新書

Amazon

短いスパンで目標を立てた

同期と、半月に一度目標を立てて、達成できたか報告する…というのをやっていました。勉強に限らず趣味や寝る時間やリングフィットの目標まで。

これをやって一番良かったのが、「半月で自分がどのくらいの量をこなせるのか」を大体把握できたことです。

やりたいことが多過ぎて目標立てすぎてしまい、結局達成できたりできなかったりしますが、「技術書をxxページ読む」と「リングフィットを半月に5回」は、だいたい達成できてます!

コミュニティ活動に参加した

昨年の秋ごろから参加させていただいている関西女性エンジニアのコミュニティ TECH WOMAN KANSAIで、今年は結構活動に参加できました。

Qiitaの執筆の手伝いをしたり、オフイベントでAstroを勉強したり韓国焼肉を食べに行ったり、オンラインやコワーキングスペースでもくもくしたり…。

tech-woman-kansai.connpass.com

普段職場でほぼ男性としか関わりがない身として、本当に貴重な場なので、いつも楽しく過ごさせてもらっています。来年もよろしくお願いします!

PCを組んでハードウェアの知識を身につけた

makumakuworks.hatenablog.com

今年は念願叶って初めて自作PCを組みました。上の記事でも自慢してしまいました。

PCを作る主目的としてはBlenderの勉強をする(全然やれていない)のとゲームをする(全然やれていない)ことだったのですが、自作PCの作り方やパーツについて必死に調べて、配線を組んで…をやることで今までほんのり知っていてもまったく理解できていなかったハードウェアの知識をたくさん身につけることができました。

組む前はメモリやSSDがこんなに小さいパーツであることも知らなかったし、CPUクーラーがどうやってCPUを冷やしているかも知らなかったわけです。 なにもわからない状態から、必死に試行錯誤して、動いた喜びというのはひとしおです。

やれなかったこと

しっかり復習をすること

私は技術書を読んだり何か開発したりで身につけた知識を全てUpNoteというアプリに記録しているのですが、書くだけ書いておいて一切復習ができていません。。 復習したいメモの数は91枚あって、その1枚も文字数も膨大で、なにから手をつければいいかもわからず…

ひとまず印刷して暗記ペンで暗記してしまおうかと思いましたが、これも違う気がして、「エンジニアの知的生産術」という本で勉強の仕方を勉強中です。

アウトプットとしての自主開発

昨年の評価面談でも、「アウトプットとして何か家で自主開発してみたら」と言われていたのですが、自信を失っていたためなにを作っても「この程度しか作れないのか」と思われる&自分も思ってしまって、なにも作れなくなってしまいました。

猛烈に作りたいものがあるわけでもなく、どうせ開発するなら会社で業務時間中に業務に関係あるものを試作した方が良さそうなので、一旦お休みしようと思います。

来年の目標:評価が1つ上がるくらいの働きをすること

私の会社では「3年目まではだいたいこの評価」というのがあって、今回、まあ想定通りの普通で普通の評価を頂きました。 自分でもこの評価は納得はしていて、会社の求めているスキルに対して自分のスキルは全然足りていなくて、与えられた仕事に100%以上のものを返せていないからです。

…でも気づいてしまったのです、2年目でもその評価より高い同期が身近にいることに。初めて「悔しい」という感情を得ました。

そこで上司やその高い評価をもらっている同期に相談してみました。そこでわかったことは以下の通り。

  • ただ与えられた仕事をただ返すだけでは、絶対に評価は上がらない。
  • 会社側が求めていることをきちんと把握して、+αのことをして、信頼を得て、初めて評価が上がる
  • 逆に言えば別に「技術力の高い天才」になることは求められていなくて、仕事の進め方を見直し、会社の求めることを自分のスキルの引き出しと近づけていければよさそう。
  • ただし、自分はスキルの引き出しも少ないので、自分が+αのことをやるにはそれなりの時間を「働くこと」「勉強すること」に賭けなければいけない。

そのために具体的にどう動けばいいかも相談に乗って頂きました。本当に感謝しかないです。書くのに力尽きてしまったので、後日書こうと思います。

例えるなら何も見えない真っ暗闇の洞窟を手探りで進んで「もうだめだ」と思っていたところから、灯りと道のりを教えてもらって、ようやく進むべき方向が見えてきたような。

今回普通の評価を頂いて、同期との差を思い知って、でもそれも越えられない壁ではないことを知って、吹っ切れたように感じます。初めに今年は自信を失った年だと書きましたが、悔しいと思えるならまだ戦えるはず。

なのでひとまず、評価をあげるくらいの働きをする!が大きな目標です。

やりたいこと

(こちらは仕事で…というより家で、という話になります)

しっかり復習をする

やれなかったこと にも書きましたが、ちゃんと自分の取ったメモを復習をしたいです。そしてそのための仕組みづくりをしたいです。

仕組みができたら、ここに追記しようと思います。

引き続き技術書を読む

技術書を読むのはこれからも続けていきたいと思っていて、ひとまず今読みたいのは以下の本たちです。買って読んでない本もあります。ジャンルがバラバラすぎる…

あと、適宜ビジネス書も読んでいきたいです。仕事の仕方を学ぶなら、絶対に早い方がいい

基本情報・応用情報・AWSの資格を取る

「資格を取る」は去年も掲げていた目標なのですが…笑 明確な目的もなくただ毎日を過ごしているだけでは絶対に資格勉強しないな、ということがよくわかりました。 正直、資格を取っても給料が上がるわけでもなく、転職予定もないので転職に有利になっても仕方ないし、もっとその時間にフロントエンドを勉強すべきなのかもしれないのですが…

今年は人と比較しすぎてすっかり自信をなくしてしまった年でもあったので、「資格」という絶対評価で自分のスキルを判定できるものを使って自信に繋げたいと思っています。また、この「資格勉強をやって合格できた」という経験も、今後勉強を進める上で絶対に大事だと思うので。

目標としては(会社の資格取得費用補助の関係で)4月までに基本情報処理技術者とAWS Certified Cloud Practitioner、年内に応用情報処理技術者かなあ…

自作キーボードを作る

電子工作をしたい!これも去年作るはずだったんですが、タイミングを逃しまくっています。。 可愛いキーボードを作るぞ!

所属しているコミュニティについて

途中でも紹介しましたが、所属しております「TECH WOMAN KANSAI」についてご案内です。

TECH WOMAN KANSAI は関西女性エンジニア限定コミュニティで、下記のようなアクティビティを中心に活動中です。

  • オンラインもくもく会
  • オフラインイベント
  • 月1交代でQiita投稿

メンバーが投稿したQiita記事はこちらからご覧いただけます。

qiita.com

connpassのコミュニティページもぜひチェックしてみてください!

tech-woman-kansai.connpass.com